サンスイ水耕栽培プラント 水耕栽培用の設備のご案内

自由自在の栽培スタイル。

  •  野菜を栽培する上で、腰をかがめて作業する必要はありません。野菜を植え付ける栽培ベッドは腰の高さにあるため、立ったままの楽な姿勢で快適に作業をすることができます。実際に施工する際にお好みの高さをお申し付けください。あなたに最適な作業スタイルを提供いたします。


限られた耕地を最大限に活用。

  •  それぞれの栽培ベッドの間には作業するための空間が必要です。この空間を広くとれば作業しやすくなりますが、その分、実質的な耕作面積は減ってしまいます。サンスイの水耕栽培設備は、栽培ベッドを左右にスライドさせることができる移動ベンチを採用。十分な作業スペースを確保しつつ、耕作面積を最大限にとることができます。
  •  また、作物が小さい生育初期段階での栽培密度を高める移動式栽培パネルを使用することにより、さらに耕作面積を有効に利用することができます。
  •  サンスイ移動式ベンチとサンスイ移動式栽培パネルを併用すれば、従来の水耕栽培の方式と比較して、最大で約1.6倍の収量を得ることができます。
  •  このメリットによって、サンスイ水耕栽培プラントを導入されたお客様は、都市近郊部の限られた耕地でも高い収量をあげ、消費者の皆様に新鮮な野菜を届けることができます。


サンスイ水耕栽培プラント設備

サンスイ水耕栽培プラント 移動ベンチ

サンスイ移動式栽培パネルについて。

  • 面積効率.gif 作物が小さい時期では、従来の2倍の高密度で植え付け、栽培することにより、栽培前半で必要な栽培面積を半分にすることができます。そして作物が大きくなる栽培後半では、従来と同様の栽植密度まで株間の間隔を広げることにより、作物に充分に日光が当たり、高品質の作物を栽培することができます。栽培前半に必要な面積が半分になることによって、1作あたりに植え付けする作物の量を約1.3倍に増やすことができます(詳細は右図をクリックしてください)。

サンスイ移動式ベンチについて。

  • 栽培面積.gif 従来の水耕栽培設備に対してサンスイ移動式ベンチでは、面積あたりの栽培ベッド数を多く導入することができるため、栽培面積が従来の約1.2倍になります(詳細は左図をクリックしてください)。




サンスイ水耕栽培プラント 移動パネル


サンスイ水耕栽培プラント 養液コントロールシステム

物ごとに最適な栄養素を自動で管理。

  •  株式会社アドバンテック・サンスイでは、科学的な分析と長年の培った水耕栽培の経験から、作物ごとに最適な肥料組成を決定しています。加えて養液の状態をリアルタイムで確認し、常に最適な肥料濃度、肥料組成を保ちます。この複雑な管理に必要な手順は、機械で数値を設定しておくだけ。最初に最適な条件を設定しておけば、あとは機械が自動で管理してくれます。


作物に最適な環境を維持。

  •  暖かい環境を好む作物もあれば、冷涼な環境を好む作物もあります。サンスイ水耕栽培プラントでは、養液タンク内にステンレス管を設置し、温水や冷水を流すことによって、養液を各作物に最適な温度に調整することができます。加えて、栽培ベッドに設置した塩ビ管にも温水、冷水を流すことによって、作物の根圏の温度を完全にコントロールすることができます。
  •  作物ごとに見合った環境を維持していくためには、燃料代や電気代がかかります。そこでサンスイ水耕栽培プラントでは、栽培ベッドに保温性の高い発泡スチロールを使用。発泡スチロールが、調整した養液の温度を極力一定に保ち、エネルギーコストを最小限に抑えます。

様々な野菜を栽培できます。

  •  ほとんどの葉菜類は栽培可能です。現在サンスイ生産組合では、ほうれん草や水菜といった作物を中心に栽培していますが、それ以外にもレタスやネギ、ハーブ類等の栽培実績もあります。葉菜類以外にもトマトやキュウリのような果菜類、そして花卉も栽培できます。
  •  もちろん、1棟の温室に養液のコントロールシステムを複数導入すれば、その数だけ様々な作物を栽培することができます。また要求する栄養組成が似通った作物ならば、1つの養液コントロールシステムだけで混作することも可能です。
  •  現在、サンスイ生産組合で栽培、出荷している作物は、こちらからご確認ください。